今回は、公的年金の性質について解説していきます。公的年金は皆様ご存知のとおりと思いますが、国が社会保障の一環として行う年金制度です。
公的年金はどのような性質があるのか具体的にみていきましょう。
公的年金の性質は?
「年金は社会保険の一つである」。
社会保険とは日本の社会保障制度の一つで、国民の生活を保障するために設けられた公的な保険制度です。民間企業が運営する生命保険や損害保険などの個人保険とは違い、一定の条件を満たす国民は社会保険に加入して保険料を負担する義務があります。
日常生活の中で「社会保険」という言葉が使われる場合、会社で加入する健康保険と厚生年金のことを指すケースが多いように思われます。
実際には狭義での社会保険とは、「医療保険」、「年金保険」、「介護保険」の3つのことを指します。
社会保険のしくみ
社会保険のしくみは、保険料を支払い、保険事故に遭遇して働けなくなった時に保険給付によって面倒をみてもらうといった流れで、とても単純なしくみであることがわかると思います。
どうですか?年金も紛れもなく社会保険であることが理解できたと思います。
年金が社会保険である以上、そのしくみは決して難しいものではありません。
保険料納付⇒保険事故⇒保険給付といった単純明快なしくみであります。
それでは、また!次回をお楽しみに!

