ブログ運営者もそうですが、サラリーマンの方などが加入している厚生年金のしくみについて説明していきます。
会社から毎月もらう給与明細をみると、税金や社会保険料が引かれて手取り額がずいぶん減っていると嘆いている方も多いと思います。引かれなければもう少し裕福な生活が送れるのに、どうしても払わなければならないのだろうか、もう少し安くしたいけど、民間の保険みたいに自分で保険料を決められないのか。ここでは、その疑問に対して説明していきたいとと思います。
厚生年金保険に加入するのは強制か?
まず厚生年金保険については、会社単位で考えなければなりません。なぜなら厚生年金保険は、個人が単独で加入するものではないからです。
一定条件を満たした事務所や労働者なら加入しなければならない制度です。
就職した会社が厚生年金の適用事業所であれば、従業員は強制的に加入する義務があります。
強制加入ということになりますので、厚生年金保険の加入を会社や個人が選択する自由はないのです。
社保完備は当たり前
仕事の求人広告などでよく目にする「社会保険完備」という文字。昔は「社保完備」といえば優良企業と想像する人も多かったようです。
それでは、会社は社会保険を備えていなくてもよいのか。そうではありません。社会保険が完備されていなければならない会社は、現在では一部の個人経営の事業所を除き、ほとんどの会社は該当します。
以前は法人でも規模によっては備えなくてもよいケースもありましたが、今は法的にも「社保完備」が会社の条件ですから、加入しているのは当たり前の話です。
従って、社保完備はもはや優良企業の条件にはなりません。社会保険のない会社があること自体が問題なのです。
それでは、また次回をお楽しみに!!
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